私の声は君だけのもの
side夏音
私の誕生日の3日前に優希の熱愛報道をニュースでみた
今まで私は優希のために生きようと思っていたのに邪魔をしていたのだと知って絶望した
私は優希の誕生日も私の誕生日も楽しみだったけど、優希からしたら好きな人と過ごすこともできくて、とても辛かったかもしれない
今までは優希にそういう人がいなかったから私が甘えてしまった
いい加減に優希を私から解放してあげよう
私の誕生日の2日前に優希に誕生日も祝ってくれなくても大丈夫だと電話した
初めて優希に嘘をついてしまった
メンバーと祝う予定なんてないのに