君の側にいるだけで
告白

放課後自分は委員会の仕事で帰りが遅くなってしまった
「もう、こんな時間急いで帰らないとバス間に合わないや」
「穂香!」
なんで。なんで呼ぶの?
「穂香、遅かったじゃん委員会だった?今から一緒に帰ろうぜ」
「いい.....」
「いいって、何だよ。なんか不機嫌だな、何かあった?」
何かあった?って、あんたのせいで悩んでるのにどうして?
優しくするの?
「和泉君は、好きな人がいるんでしょう?」
その言葉を言うと和泉君の顔がかわった
真剣な顔だった
「和泉君は、好きな人がいるんだったら自分にはもう構わないで、相手のこが誤解しちゃう。和泉君が好きになった子だから和泉君大切にしてあげて」
「お前どうして嘘ついて笑ってるんだ?」
「な、なんのこと?自分は嘘なんてついて「お前の顔嘘ついてますって顔してる」
「どうして、嘘をつく?お前の気持ち俺に聞かせてくれよ。じゃないと俺は好きな子に告白できない」
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