君の側にいるだけで
ことの始まり

ことの始まりは昨日になります

自分は委員会の集まりのためこの日は帰りが遅くなって、こーちゃんには先に帰ってもらったから一人で帰ろうと下駄箱にいくと、どこからか何かを殴っているような音が聞こえ、気にしないで帰れば良かったといまになって思った
そー..っと覗いてみると
壁に拳を当てている人がいた、どうやらさっきの殴っている音はこの人が壁を殴った時にした音みたい
気になっていたことがなくなり、帰ろうと下駄箱に行こうとするとき彼の顔に一筋の涙が流れていたのに気付いた
その時には自分の体は真っ先に彼の所に向かってた

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