Ride on Love~かけがえのない恋~
そして、恋愛王道まっしぐら一組目。
4月
桜が咲き誇る季節、真新しいスーツに身を包んだ女の子が時計を見ながら走って大学内の体育館を探していた。
彼女は、広島から上京してきたばかりのチャキチャキ娘。
沢木純菜(20歳)彼氏いない歴…ヒミツ(笑)
『あれえ?確かこの辺なのになあ…。えーとここが今居る場所だから…。』
彼女が案内図を見て居ると後ろから誰か走ってくる音が聞こえて…
『だ~!そこのあんたどいて!』
『え?あたし?』
物凄い勢いで走って来る彼は、後藤武志(20)
ドンッ!
バサバサ!
彼の荷物から幾つかの書類が落ちて拾おうとした純菜。
すると…
『ああ!触らなくて良いから、悪い俺急いでるから!』
はあ?ぶつかってこのセリフ何だい?
純菜は、武志の態度が頭に来たらしく彼の腕を引っ張った。
『おい!何するんだよ?離せよ』
『あんた常識のない人ね!ぶつかったら謝る事知らないの?』
『はあ?いきなり何?後ろから声掛けたけど…。』
『あなただって知らなかったからよ!とにかく気をつけて!あたしもこれから入学式で体育館探してるの!』
『あんたもここの大学?』
『そうだけど何か?』
『マジで?(笑)かなり微妙だな。』
はあ?さっきから訳分からない事ばかり言ってるよ!
微妙って何?それはあんただろうが!
奴の読めない行動に純菜は、彼の胸ぐらを掴んだ。
グイッ!
『じゃかあしいわ!黙って聞いてれば色々五月蝿いよ!みみっちいたらありゃしない!広島の女なめたら許さんじゃけん!分かった?返事は?』
純菜の鋭い目つきに武志は…。
『悪かった。…ごめん。』
『初めからそう言いな!』
武志の胸ぐらを離して体育館へ向かった純菜。
彼女の後ろ姿を見た武志は…
『気の強い女。可愛いけど厄介かな…。』
意味深な表現。
これが武志と純菜の特殊な出逢いだった。
4月
桜が咲き誇る季節、真新しいスーツに身を包んだ女の子が時計を見ながら走って大学内の体育館を探していた。
彼女は、広島から上京してきたばかりのチャキチャキ娘。
沢木純菜(20歳)彼氏いない歴…ヒミツ(笑)
『あれえ?確かこの辺なのになあ…。えーとここが今居る場所だから…。』
彼女が案内図を見て居ると後ろから誰か走ってくる音が聞こえて…
『だ~!そこのあんたどいて!』
『え?あたし?』
物凄い勢いで走って来る彼は、後藤武志(20)
ドンッ!
バサバサ!
彼の荷物から幾つかの書類が落ちて拾おうとした純菜。
すると…
『ああ!触らなくて良いから、悪い俺急いでるから!』
はあ?ぶつかってこのセリフ何だい?
純菜は、武志の態度が頭に来たらしく彼の腕を引っ張った。
『おい!何するんだよ?離せよ』
『あんた常識のない人ね!ぶつかったら謝る事知らないの?』
『はあ?いきなり何?後ろから声掛けたけど…。』
『あなただって知らなかったからよ!とにかく気をつけて!あたしもこれから入学式で体育館探してるの!』
『あんたもここの大学?』
『そうだけど何か?』
『マジで?(笑)かなり微妙だな。』
はあ?さっきから訳分からない事ばかり言ってるよ!
微妙って何?それはあんただろうが!
奴の読めない行動に純菜は、彼の胸ぐらを掴んだ。
グイッ!
『じゃかあしいわ!黙って聞いてれば色々五月蝿いよ!みみっちいたらありゃしない!広島の女なめたら許さんじゃけん!分かった?返事は?』
純菜の鋭い目つきに武志は…。
『悪かった。…ごめん。』
『初めからそう言いな!』
武志の胸ぐらを離して体育館へ向かった純菜。
彼女の後ろ姿を見た武志は…
『気の強い女。可愛いけど厄介かな…。』
意味深な表現。
これが武志と純菜の特殊な出逢いだった。