Ride on Love~かけがえのない恋~
彼の声に振り向く3人・・・。

『あれ?・・・今朝の。確か涼君だよね・・・。』

『え?・・・ああ、あのブックマークの人か。』

『うん、どうしたの?』

『いや、何かすっげえでかい声が聞こえたから何かと思ったらあんたらが喧嘩してたから見に来たの。そしたらあまりにも子供染みて笑いが止まらなくてさ・・(笑)』

『おい、何だよお前、笑い事じゃねーぞ?』

『まあ、そう怒るなよー。女の子が居眠りするなんて可愛いものだろ?な?』

涼は、純菜に笑いかけた。

『え?あ、う、うん・・・。ありがと・・。』

『いいよ。まあさ、こんなところでもなんだからさ、軽くお茶しないか?』

『あ?俺が?こいつと?』

純菜に指を指す武志。

『指指すなっつーの!!』

『うるせーな!!』

『あんたがでしょ?』

このやり取りまさにコント並み(笑)

『とにかく落ち着いて。ね?皆同じ大学なんだしさ、仲良くしよ?ね?』

『芽衣ちゃんと涼くんとならね。』

『俺は結構!!』

『はいはい、とりあえずこの近くにいいカフェがあるんだ。まずはそこに行こう。』

芽衣と涼に引っ張られる純菜と武志。

喧嘩は一時終了みたいだ・・・。
< 9 / 14 >

この作品をシェア

pagetop