手に入らないもの


家に着くとベッドに飛び込んだ。


携帯を開くと・・・

『着信23件メール16通』

全部が、隼人からだった。


メール内容は・・・

『今日はごめん』

『許して?』

『もうしないから。』

などなど。


私はため息をついた。


チャララ〜♪

またメールが来た。



『会いたい。未亜ちゃんの家の前で待ってる。』


私は窓を開けた。



・・・・・・・・・・・いる。


私は仕方なく家を出た。


「・・・・・隼人君・・・・。」



「ごめんっ!!!」


「・・・・・いいよ、もう。私こそ、ごめんね。」


「平気平気!ってわけで仲直りな?」


「うん♪」


「あっ、そういえばさ?俺の家ここらへんじゃないんだよな・・・良かったら駅まで来てくんね?」


「いいよー★」

私は駅まで送りに行くことにした。
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