手に入らないもの



駅まではそんなに離れてなくて、、、


すぐ着いてしまった。



「今日はありがとうな!!!じゃあまた連絡するな。」


「うん!!バイバイ。」


隼人君は改札へ消えていった。



ため息をつきながら、私の足はコンビニへ向かった。



コンビ二で


雑誌

パン

飲み物

化粧水

などなどを買って、すぐに出た。


すると・・・・



一瞬私の体がビクンと跳ねた。


そして私の目は・・・・


1人の男の人に集中していた。




その人は・・・・

私とすれ違い、夜の街に消えていった。



・・・・・・今の人、、、


何か、いいかも!!!!


いや・・・そんな軽い感情じゃなかった。


いつもと違うドキドキだった。


興味があるじゃなかった。



そんな感情じゃなかった。



でも私にはそれが何かなんて分からなかった。


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