手に入らないもの
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「そろそろ帰ろう??」


「うん♪」

私たちはあの後も泣きながら歌ってた。


でもさすがに疲れた私たちは、もう引き上げるコトにした。


でも引き金になるんだ────

この後............


1つの事件が私たちを襲うのでした。


私たちがカラオケ店を出て路地裏に入った時だった。



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ガンッ………

頭に重い鉄のようなものが当たった気がした。


その後は、意識を手放してしまった。

杏の


「やめて〜!!!!」


という

声を聞いた後だった。
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