手に入らないもの
ある日

俺は

夜の街を歩いていた。


その時・・・・・・・・

「あのっ!!!!!!」


誰かに呼び止められた。




一瞬・・・・


我を失いそうになった。

一目惚れ?


そんなのないと思ってたのに。


何でか胸がドキドキして

恋の始まりを表していた。


「・・・・・俺ですか?」

俺は彼女に聞いた。


彼女は大きく頷いた。


「あのっ・・・・お友達になってくださいっ!!!!!


私・・・・あなたと仲良くなりたいです!!!!!」



彼女とは初対面。

のはずなのに

どこかで会ったことのあるような

そんな懐かしい顔だった。

俺はビックリしてたけど

平気を装いながら


「よろしくねっ☆」

俺は右手を差し出した。。


彼女はためらいながらも俺の手を握った。


それが君との出会いだった。


そして全ての始まりだった。




< 40 / 68 >

この作品をシェア

pagetop