想い
タイトル未編集
私、遠藤明華音(えんどうあかね)は今回の席替えで二羽雨里(にわうり)の隣になった。雨里は入学式からカッコいいと噂で足も速く陸上の大会ではいつも入賞している。また勉強もそこそこでき、他人を悪く言わないため男女問わず人気があった。もちろん付き合って一年になる彼女もいる。私は二年生に進級したときはじめて彼と会った。どんな人か気にはしていたけど特になにも思っていなかった。しかし、今日隣になってしまった以上これから関わりが増えるだろう、そう思っていた。
彼は予想以上に話しかけてきて私も必用ないことも話した。どんどん仲良くなってきて、なんでも言えるようになった頃、私は気づいた。私は雨里が好きなんだと…
密かにアピールしながら過ごした。しかし、雨里の彼女は鋭い。クラスが端と橋で離れているのに私とすれ違う度に冷たい目で見てくる。だけど、気にしない。
彼は予想以上に話しかけてきて私も必用ないことも話した。どんどん仲良くなってきて、なんでも言えるようになった頃、私は気づいた。私は雨里が好きなんだと…
密かにアピールしながら過ごした。しかし、雨里の彼女は鋭い。クラスが端と橋で離れているのに私とすれ違う度に冷たい目で見てくる。だけど、気にしない。
< 1 / 2 >