私の名前
────────────────
告白してきたのは連夜だった。
入学当初からイケメンだと常に話題の中心にいた連夜。
学校のアイドルと言ってもいい連夜が、どうして私なんかと・・・。
そう思ったが連夜の押しに折れた私は、連夜と付き合うことになった。
連夜のことが好きな子たちに、何を言われるのかとビクビクして過ごしていたが、周りの目は思っていたよりも温かかった。
朔久くんと連夜の話を聞いた時、頭が真っ白になった。
何も考えられなくて、どういえまで帰ってきたのかさえ覚えていない。