完璧秘書の可愛い弱点
ー零ー

俺は今ものすごくイライラしている

すると、社長室をノックする音が聞こえた

『社長、出張についてですが』

あ、イライラの原因が来やがった

悪戯してやろ

「ああ、入れ」

そう言うと社長室に藤堂が入った

「俺は今ものすごくイライラしている」

『は、はぁ...どうかしましたか?』

「お前今日昼に誰と居た?」

『柏木と夕凪ですが、それが何か?』

「ふぅん、分かってるじゃねぇか」

『分かってる、とは...?』

俺は藤堂に近づいた

『な、何ですか?』

そのまま壁に追い込む

『まさか...!』

「そう、そのまさか」

そして、藤堂の耳元で話す

『ですから、耳はぁ...』

「感じてる?」

『なっ!?違いますよっ...』

「いつまで耐えられる?」

俺は藤堂の耳を甘噛した



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