完璧秘書の可愛い弱点
まずいまずいまずいまずいまずい!

社長にばれた、社長にばれた、社長にばれた...

「あ、せんぱーい!」

あ、後輩の柏木(カシワギ)君

『柏木君、どうしたの?』

「いやぁ、どうしたのはこっちの台詞ですよ!」

『え...?』

「だって、瑠羽先輩、珍しく顔真っ赤で焦りながら社長室から出てきたんですから」

嘘でしょ...?

『...そ、そっか。でも大丈夫よ』

「本当ですかー?あ、瑠羽先輩もうお昼ですね」

『え、ああ、そうね』

「久しぶりに僕と一緒にお昼行きません?」

『うーん、お誘いは嬉しいんだけど美香と約束があるのよ』

「...3人でもいいですよ」

美香も柏木君のこと嫌いじゃないだろうし、大丈夫でしょ

『そう?なら、行きましょうか』

私達は近くの食堂に向かった

「あ、あのっ」

『ん?』

「る、瑠羽先輩って...」

え、何...?

『か、柏木君?』

「瑠羽先輩って好きな人とか居るんですかっ!?」

『え、いきなりどうしたの?』

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