唄に想いを込めて
奏が2曲目を俺に持ってきた日があった
その前の日に俺には用事があると言って慌てて帰っていった
その時の用事は好きなやつと会うことだったのか?
奏が曲を書くということは好きなやつと何かがあったということだ
曲を貰うときはそれを知らされているようで辛い
だから俺は苦しすぎて、呼び捨てにしないとその唄を唄わないと言った
すると、あんなに昨日いやがっていたのに俺を翔って呼んだ
そんなに…その曲が大事かよっ……
その事実に更に苦しくなっていく俺…
奏……どうやったら俺を見てくれるんだ…