そんなのいらない。【完】
日々。
私の毎日は慌ただしく、充実して過ぎていく。




今日は休日。

少し早く起きたから部屋の掃除をして、通っているジムで一汗かいていた。



『こんにちは、天野さん。』

声を掛けてきたのはこのジムでよく会う、岸本さんという女性。

「どーも。今日は空いてるから泳ぎ放題ね。」



岸本さんはプールへ、私は筋トレルームへ。

ロッカー室は私達しかいなかった。
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