そんなのいらない。【完】
秋。
私は相変わらずな日々を過ごしていた。
今日は休み。
遅めの夏休みをもらい、3連休の初日。
実家には月1で帰っているので、私はのんびりアパートで過ごしていた。
"ジムでも行くかな!"
私はいつも通り、ヨガルームで汗を長し受け付けで一服しながらミネラルウォーターを飲んでいた。
『天野さん、お疲れ様。』
爽やか君だ。
「どもども。」
『連休もらえた?』
「ぇえ、まぁ。3連休。」
『じゃぁ、今夜飲み行こうよ!』
「今日?」
『そぉ!すぐるさん所行こうよ!』
"一人じゃなぃし、またつっこまれる事はないよね…"
「いいよ。」
私はあの夏の日以来、すぐるさんの店には行ってなかった。