そんなのいらない。【完】
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「ん……ん?」


"あれ?私すぐるさんの店で飲んでなかったっけ?"




目を覚ますと私は自分の部屋で寝ていた。




"あつっ…頭痛い…"


薄暗い部屋の中。


壁に掛けてある時計は夜中の3時をさしている。





"水飲みたい…私、どうやって帰って来た…?爽やか君は?"



そぉ思いながらベッドから足を下ろした瞬間何か柔らかい物を踏んだ感触がした。




『いでででっ!』


「ひゃっ!?」



『てめぇー、俺を踏むなんていい度胸じゃねぇか!』



ベッド脇のソファーで寝ていて私が踏んだのは、公平だった。






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