rain




それから俺は

珍しく真面目に掃除をし、真潮の教室へ向かった。







「ごめん。付き合わせて。」



学校の坂を降りるときに真潮が申し訳なさそうに誤ってきた。




「いつものことだろ?で?今日は?」




「今日は、マクド!」





「飯かよ!」



てっきり買い物かと…。


「ダメ?」









…可愛い!


ダメ…な訳ないだろぅ!


誰がダメって言うんだ!!








「いや、腹減ってたし。ちょうどいい!」




きっと…俺の今の顔はニヤけてるだろう…。


だから真潮の方は向かずに、しばらく歩いた。









< 7 / 48 >

この作品をシェア

pagetop