ヴァンパイアと口づけを



私は折原夕月-オリハラ ユヅキ-

17歳。



高校には通ってない。

父親は私が小さい頃亡くなった。



父親は有名な会社の息子で、今では母親と二人でこの大きな家に住んでいる。


父が亡くなってからというもの、母は悲しみのあまりに他の男をどこかで見つけてきては家に連れ込み毎日こうして抱かれている。



お金には何不自由もないが私は中学卒業後、高校へ進学するのをやめ、近くの小さな本屋さんで働かせてもらっている。


< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop