ハツカレ

「は・・ン・・あっ・・は」


『特にその感じてる顔。俺以外のヤツには絶対に見せられない』



またあの時の感覚が蘇る

もっと、もっとって━・・



「と・・や・・くっ」


斗也くんの手が下の方へ下がっていく



「や・・ン・・そこは・・だめ」

『なんで?なんで駄目なの?』



「ひゃ、あ・・!!」

『クス・・どうかした?』


頭がおかしくなる



「も、ダメ・・が、まん出来ない・・」


『我慢出来ないってなにが?』




もう、あたしは迷わない

この前みたいな怖さなんて1つもない


「して・・斗、也くん!!」

『なにを?』



ただあるのは、斗也くんと1つになりたいってこと


斗也くんが欲しい


「い、じわる・・ン・・しないで」



ちゅっ

『ごめん、ごめん』


斗也くんはあたしをソファーに押し倒した






.
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