コンビニの遠藤君
遠藤君に気づいたのは、1年ぐらい前だ。
この店員さん、いつも優しい声と笑顔だなぁ。と思うようになった。
それ以前はいつから働いているのか分からない。
朝立ち寄る時にはいなくて、だいたい夜の8時か9時ぐらいから働いているみたいで、残業して帰りに寄ると結構な頻度で遭遇する。
土日にもあんまりいないみたいだ。
アパートから歩いて5分。駅までの通り道にあるので週に2回は通ってる気がする。
ある時、残業が続き、ご飯を作る気持ちも外食する気力もなかったので毎晩コンビニですませていた。
すると遠藤君が初めて話しかけてきたのだ。
「毎日遅くまでお仕事ですか?大変ですね。」
と。
びっくりした。でも、毎日だとさすがに顔も覚えるか。
「あ、うん。ちょっと仕事がたてこんでて…。疲れた顔、してるかな?」
「正直、してます。がんばりすぎないで下さいね。」
と言ってくれた。
かんばらなくて良いって言われたのは、初めてだった。
なんだかじーんときた。
その時、初めて彼の名札を見て、遠藤と言う名前を知った。
それ以来、遠藤君は私が行くと一言、二言話すようになった。
恋をした訳じゃない。
テレビのアイドルみたいにときめくだけ。
恋愛したいんじゃなく、ときめきたいんだ。
この店員さん、いつも優しい声と笑顔だなぁ。と思うようになった。
それ以前はいつから働いているのか分からない。
朝立ち寄る時にはいなくて、だいたい夜の8時か9時ぐらいから働いているみたいで、残業して帰りに寄ると結構な頻度で遭遇する。
土日にもあんまりいないみたいだ。
アパートから歩いて5分。駅までの通り道にあるので週に2回は通ってる気がする。
ある時、残業が続き、ご飯を作る気持ちも外食する気力もなかったので毎晩コンビニですませていた。
すると遠藤君が初めて話しかけてきたのだ。
「毎日遅くまでお仕事ですか?大変ですね。」
と。
びっくりした。でも、毎日だとさすがに顔も覚えるか。
「あ、うん。ちょっと仕事がたてこんでて…。疲れた顔、してるかな?」
「正直、してます。がんばりすぎないで下さいね。」
と言ってくれた。
かんばらなくて良いって言われたのは、初めてだった。
なんだかじーんときた。
その時、初めて彼の名札を見て、遠藤と言う名前を知った。
それ以来、遠藤君は私が行くと一言、二言話すようになった。
恋をした訳じゃない。
テレビのアイドルみたいにときめくだけ。
恋愛したいんじゃなく、ときめきたいんだ。