ぶっきらぼうな王子様





「君のことが、好きだよ」





流れるようにその言葉を放った悟の顔を見ると、みるみるうちに耳まで真っ赤になっていて、



鏡を見たら、あたしもそんな感じかなって思ってしまう。






顔が熱い。









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