7日間目の蝉
僕「で?どうしたんだよ?いきなり家に来て。」

修とはしょっちゅう遊ぶが、連絡も無しに僕の家へ来るなんて…初めてだ。

修「いやぁ、寂しいとか思ってんじゃねーかなってさ。」

僕「なっ!……思ってねーよ!」

修「それは嘘だ。もう何年付き合いしてると思ってるんだ?お前の嘘ぐらい見抜けるさ。」

本当…いつも修には助けられてばかりだ。
修は良く他人を見て、気遣ってる。本当にいい奴だ。

少しお調子者だけど…。

僕を家族の様に思ってくれて、僕が生きられる時間の事を言った時だってきっと修は辛かったはずなのに…
自分は辛いだなんて一切言わず、僕を気遣ってくれてる。そんな事を思うと目柱がジンッと熱くなる。

修「…なんだよ〜そんな顔して!俺に惚れたか〜?(´ิ罒´ิ)」

僕「っ…そんな訳ないだろ!ヾ(- -;)」

僕は泣くまいと服の袖で目を擦った。

僕「なぁ、修。色々ありがとうな。」

修「……あぁ。気にすんな。」

暗い空気になったが修がパチンッと手を叩き、暗い話は終わりだ!明日の計画を立てようぜ!と場の空気を変えた。
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