最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
もー、そうやってすぐに逆撫でするんだから。。

「素直じゃないなぁ、ハルくんは。」

あーでも・・

と、繋げて大麦は私の体を足元からゆっくりと頭のてっぺんまで眺めて言った。

「大和は、素直じゃないのも可愛いよ。」

・・

どこ見て言った?

今、どこ見て言った??

体関係ないよね??

もーっつ!

「っ、勝負しろ!」

・・・ん?

「え・?」

私はキョトンとして首を傾げた。

今、なんてった?

ハルは大麦を指差して言った。

「勝負しろよ!どっちが大和を幸せにできるか・・!」

いやいや

勝負する意味ないから。

大麦の価値に決まってるから・・。

あんた、仕事もバイト。

趣味はパチンコ。

タバコも酒も嗜みますって、ザ一般人な自分と

このなんでもできそうなナイスガイにかなうところがあると・・

どこ見たら思えるわけ??・

「や・・」

「いいよ。」

「え??」
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