最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
「戦いの決着」
「次で終わり、それで良いよね?」

そう念を押して、それからハルと大麦の返事を待たずに続けて言った。

「最後のバトルはプロポーズ対決ってのはどう?」

醍醐味、とまではいかなくても、もうこれで完璧に終了できるよね。

大麦からはもう聞いてるし・・

あー自分のモテ期がこんな感じで訪れるとは思ってもいなかったな・・。

「いいですねいいですね!」

「あ、でもさ、そりゃつまり、どっちかにYESっていうってことよね?」

柳生さんに言われて、ハッとした。

あ、つまりそうか・・

そういうことになる・・よね・・

「いいか、大和。お前とこいつが並んで立ってるとこ想像してみろよ。どう考えたって不釣り合いだろ、こんな顔だけ男、絶対にお前の他に4人か5人は女がいるぜ!目を覚ませよ、いいかげんに!」
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