最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
「わかってねぇなぁ。」

って、言ったのは大麦だ。

「たしかに大和はドMだけど、虐げられて喜ぶタイプじゃねぇよ。・・・可愛がられて喜ぶ可愛い女、だ。」

・・・・

そういう思わせぶりな言い方・・

嫌いじゃないよ。

「ベッドに縛り付けて、俺のペットにしたい。トイレも食事も全部管理して、他の男の目に触れさせたりしたくない。そう思うくらい可愛い。」

「ちょ、所長こわいこわいこわいこわい。」

ドン引きしてる日下部さんが苦笑して呟く。

ほんと、こわい。
だけど・・なんていうのか、嫌な気持ちじゃない。
私、ほんとにドMなのかな?

それとも・・相手が大麦だから、嫌じゃない・・・の?

「好きだよ、大和。」

私は、赤くなり、小さくうなづいた。
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