最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
愛だの恋だのにうつつを抜かすようなやつらの気持ちなんか永遠に分からないんだと、俺はどこか冷めた視線でそういうやつらを見下していた。

自分は、永遠に誰かを好きに。。

誰かに夢中になることなんかないって思ってたし。。

ま、いろいろと、いろいろとあって。

俺はまだベッドの中で隣に横たわり安らかな寝息を立てる可愛いスッピンの大和を見つめた。

大好きだぁぁぁ

ぐわっと想いが高揚してくるのがわかる。

そういうこと

これまで一度もなかった

マジで

自慢じゃないけど、俺は30代前半にしてこの会社で部所長に昇格し、更に趣味ではじめた事業は成功して資産は事業主と変わらないくらいには持っている。

しかも高身長、高学歴、スポーツ万能、イケメンとくるから女なんかほっといても向こうからいくらでも寄ってくるってわけだ。
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