最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆

私が大麦を・・

「隼人ぉ、小芋の煮っころがし食べるぅ？ついでに私も食べるぅ？」

日下部さんが声真似してそうおどけ

私はカッと目を見開いた。

「っ・・んだとぉ・・！」

ヒトの男に・・

いや・・

違う

別にまだ・・付き合ってるわけじゃ・・

「でもでも、所長から最初に告白されてるんじゃなかったです？」

「なんでそんなことあなたが知ってるのよ・・。」

「やだなぁ、決まってるじゃないですか。ね、柳生さん。」

このツーカーの仲め・・

筒抜けとはこのことだな・・おい・・

「そうそう、お前は今日から俺の女だから、だっけ？」

「キャー、言われたいっ！一生に一回で良いから所長みたいなイケメンにそんなこと言われてみたい！！！」

「そうよねぇ、普通ならそう思うわよねぇ、この子おかしいのよ。」