最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
けど・・

つまりはそういうことだ。

あっちは恋愛のスペシャリスト

そりゃ全部遊び?だったのかもしれないけど

目配せ一つで女を落とすコツを掴んだ男と

三十路の行き遅れた恋愛下手な女とじゃ・・

恋愛スペックは違いすぎて当たり前なのよ。。

「とにかく、あの小芋女をすぐさま撃退しましょう。善は急げですよ、森さん!」

そう言って、日下部さんが携帯電話を差し出す。

「このままここにいた方が良いってんなら、ここにいますから、ね?もうこんだけ恥ずかしいこと知られちゃってると思ったら気持ちラクじゃありません?」

・・・

「ぜんぜん。」

私はそう言って携帯電話を受け取った。

日下部さんは、またまたーなんて笑ってる。

小芋女・・

見とけ!

私の女優・・いや、もとい女子力の高さを!
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