最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
「新たな問題発生・・!」
席に戻ってからどれくらい経っただろうか。

夕方4時過ぎ。

大麦は少し離れた席で黙々とパソコンに向き合って、冷ややかで優しい口調で指示を出してる。

それを横目で確認して、仕事中とプライベートの時の差にキュンとか

いや、してないし!

キュンとかドキとかしてないし!

ああー危うく大麦の毒に冒されるとこだった!

って、そんなことより

このデータをまとめて・・・

「森主任、内線3番にお電話入ってます。」

電話・・?

今日、何かアポイントとってたっけ?

「あーはいはい。」

まぁ

仕事の電話以外にはありえない

わけだし

内線3番

とくに私は意識することなく

その電話をとったわけだ。

「はい、お電話代わりました、森です。」

そう、にこやかに名乗って。
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