ノンストップラブ
ようやくデザートになり俺はコーヒーカップと皿を持って席を立った。
だだっ広いダイニングの西側の全面ガラスの方へ歩き外の芝生を眺めた。
相変わらず手入れが行き届き
青々とした芝の絨毯が
太陽の光であちこちキラキラ輝くのを目を細めて見ていた。
従妹の絢と純が誠の両脇に立ち何やら喋っていた。
歳が近い女同士はすぐ意気投合するのだろうか。
ほぼ同時に他の面々が隣のリビングへ移動した。
祖母だけはまだ席に残り食後の薬をゆっくりと飲んでいた。
「誠さん、私たちもリビングへ行きましょうよ。」
双子がそう言ったが祖母に引き留められた。
「お前たちは先にあちらへ。誠さんと少しおしゃべりしたいの。」
「はい、わかりました。」
二人同時の返事が聞こえた。
「誠さん、こちらへ。」
誠は祖母の左側に座った。
俺のことは眼中になく何も言われなかったためそのままでいた。
だだっ広いダイニングの西側の全面ガラスの方へ歩き外の芝生を眺めた。
相変わらず手入れが行き届き
青々とした芝の絨毯が
太陽の光であちこちキラキラ輝くのを目を細めて見ていた。
従妹の絢と純が誠の両脇に立ち何やら喋っていた。
歳が近い女同士はすぐ意気投合するのだろうか。
ほぼ同時に他の面々が隣のリビングへ移動した。
祖母だけはまだ席に残り食後の薬をゆっくりと飲んでいた。
「誠さん、私たちもリビングへ行きましょうよ。」
双子がそう言ったが祖母に引き留められた。
「お前たちは先にあちらへ。誠さんと少しおしゃべりしたいの。」
「はい、わかりました。」
二人同時の返事が聞こえた。
「誠さん、こちらへ。」
誠は祖母の左側に座った。
俺のことは眼中になく何も言われなかったためそのままでいた。