もしも、君と。
龍也からの返信メールを見たのは、
亜弥達とお昼を食べにお店に入った時だった。
「腹へったー!何食べる??」
「うーん、あっさりしたものがいいなぁ〜。」
~~~~♪
龍也からのメール着信の音楽だ。
メールを見た私は思わず携帯を落とした。
『逢いに来てくれなかったら別れる。』
龍也からのメールは私の心に深く突き刺さった。
「真梨恵?携帯落としたよ?
…って、え、なにこれ…!」
「ごめんっ…!!」
色んな想いが込み上げて涙目になる私は、
亜弥が拾ってくれた携帯を受け取ると、
その場を飛び出した。