もしも、君と。


『明日逢いに行くから…それぢゃダメ??』



これでダメなら龍也との恋は諦める、
そう決心した。



それから私達はお店に戻った。
哲也達は既にお昼を食べ始めていた。



私と亜弥も注文を済ますと、
哲也が心配して声を掛けてきてくれる。



「大丈夫か?」



「うん、大丈夫だよ…!ありがと。」



私は笑ってみせた。



「そっか!」



哲也は私を気遣って、
それ以外は聞かないでくれた。



それからメールはしばらく来なかった。



気にはなったけど、
亜弥達と残り少ない沖縄旅行の時間を楽しんだ。

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