もしも、君と。


私達はいつものように午後一で地元に帰り、
駅の待合室で慰め会をした。



失恋曲を流して口ずさみながら、
ひたすら買ってきたお菓子を爆食い。



別れた事は心に結構な大ダメージを与えていた。



それは亜弥も同じで。



曲を聴いていたら余計に悲しくなって涙が溢れてきた。



「さよなら大好きな人~。」



「さよなら大好きな人~。」



「「大好ぎな"ひどぉ~…。」」



メロディーに合わせて歌を歌う。



「わぁあん…真梨恵ぇ~!」



「亜弥ぁ~…!」



その後、亜弥と二人で号泣した。

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