もしも、君と。
「はぁー…龍也には嘘つけないなぁ。
実は今日ね、音楽の授業あったんだぁ。
いつもは亜弥がいるからいいんだけど、
一人だと行く気力なくて…。」
『そっか。本当は俺が一緒に居てやれれば
いいんだけどな。まぁ…無理すんな?
話しならいつでも聞くから。』
いつも元気がない私に気付いてくれる龍也。
私の欲しい言葉を言ってくれて、
私を受け止めてくれる、安心出来て心強い存在。
龍也さえいてくれたら大丈夫だって思えるんだ。
そんなヒーローみたいな彼が私は大好き…。
「…ありがとぉ。龍也大好きぃっ…!」