もしも、君と。


『あははっ!まぁ、少しくらい太っても
真梨恵は可愛いからいいけどなっ!』



「もぉ〜龍也ってばぁ〜!」



そんな会話をしていると、
亜弥が茶々を入れてきた。



「何喋ってるか分かんないけど、
ラブラブなのは分かったから〜!
聞いてるこっちが恥ずいから程々にしなよぉ〜!」



「はいはぁ〜い!」



『じゃあ、頑張ってな!
また少ししたら電話するわ!俺は寝るっ!!』



「はぁ〜い♪♪」



龍也との電話を切ると遠くに折返し地点が見えた。



反対側の道には仲のいい男子が
折り返して坂を下ってきた。

< 75 / 120 >

この作品をシェア

pagetop