もしも、君と。
『あははっ!まぁ、少しくらい太っても
真梨恵は可愛いからいいけどなっ!』
「もぉ〜龍也ってばぁ〜!」
そんな会話をしていると、
亜弥が茶々を入れてきた。
「何喋ってるか分かんないけど、
ラブラブなのは分かったから〜!
聞いてるこっちが恥ずいから程々にしなよぉ〜!」
「はいはぁ〜い!」
『じゃあ、頑張ってな!
また少ししたら電話するわ!俺は寝るっ!!』
「はぁ〜い♪♪」
龍也との電話を切ると遠くに折返し地点が見えた。
反対側の道には仲のいい男子が
折り返して坂を下ってきた。