もしも、君と。
まぁ、好きになるなんて有り得ないけど。
哲也にも彼女いるし、
私には大好きな龍也がいるし。
そんなこんなで来た道を下り、マムシ坂まで戻ってきた。
帰りは下り坂だから歩くペースは行きより速い。
その間、亜弥としりとりをしながら坂を下った。
ゴールの学校に着いたのは、
締め切り時間より1時間前で余裕なゴールだった。
「はぁ━━━っ!疲れたぁ!」
「だねぇ…でも補習つかなくてよかった〜!」
「そうだね♪1時間も前にゴール出来たし♪」
学校につき、教室に戻ってお弁当を食べていると、哲也が入って来た。
「おお、真梨恵!お疲れー!」
「お疲れぇ〜!まじで足痛いんだけど!」
「俺も!夕方バイトなのにやばいわっ!」