復讐
なんで・・・なんでサカグチがあんな事言うんだよ。
なんで・・なんで・・なんで・・
突き飛ばされた勢いでスマホがポケットから飛び出した。
起き上がりそれを掴むと起動してアルバムを表示する。
その右手はさっきよりも震えていた。
うまく画面にタッチできない。
嘘だろ。嘘であってくれよ・・
「サ、サカグチ。
お前をハメた奴って・・・この男か?」
スマホの画面をサカグチに見せた。
「・・・・・アアアアあああああああ!
こいつだ!こここここの男だ!
カザマちゃんこの男だよ信じてくれよ!」
「・・・・・」
「見つけてやる。ぜ、絶対にこいつ見つけておお俺は許してもらうからな。
アーヒャッヒャヒャ!見つけてやる!
アーヒャッヒャヒャ!」