復讐
今となっては全くどうでもいい。
タマダとナガツカが付き合っていただろうが、結婚しようが、
俺にはどうでもいい。
家に帰ると赤ペンを持って、カレンダーの前に立つ。
ペラペラとめくり、先ほどタマダから教えて貰った結婚式の日にマークをつける。
あと4ヶ月ぐらいか。
“サヤの件が一応区切りみたいなものがついた”って言ったなタマダ。
どうやってケジメをつけようか考えていたが、ちょうどいい。
そういう意味で言うと最高の舞台になるかもな。
・・・生きていられるのもこの日までだ・・・・・
第9章 完