好きなんだけど。
翔平はこの男の出現に戸惑ってる様子。
「レイ。この人は?」
「だから こいつの彼氏だって。」
大貴は私の頬を片手で掴み、強引に顔を近づけた。
ん〜。っとキスをしようとしてくる。
翔平はかなり驚いてる。
「ぶへっ!」
思いっきり この男の腹を殴る。
その勢いで大貴は私から離れる。
「こいつ、ただの幼馴染だから。」
「あ。うん。そーだんな。
じゃ明日また学校でね。今日は話聞いてくれてありがと。」
翔平は目をまん丸にしたまま、急ぎ足で帰って行った。
あーぁ。完全に引かれたでしょ。