好きなんだけど。
「どーぞ。」
「おじゃましまーす。」
このドアくぐるのも久々だな。
「おかん、レイ連れてきたよ〜。」
そう大貴が言うと レイちゃん!?
っと声のあと、バタバタと歩いてくる音が聞こえた。
「おばさん。お久しぶりです!」
「本当ひさびさー!えー、あがってー!
夕飯食べて行く?今日 お鍋なんだけど
1人でも多い方がいいでしょ?」
実は大貴のお父さんは 医者で帰ってこれないことも多い。
前もよく、こうやって一緒に夕飯を食べさせてもらっていた。
相変わらず、明るくて こっちまで元気になっちゃうよ。