お前だけが欲しくて


その日から凛華は俺の話すら聞いてくれなくなった

おそらく、昨日のことに腹を立てたのだろう


日がたつにつれて、俺に焦りが積もっていく


クソっっ!

どうしろってんだ!






その5日後に凛華はバイトを辞めることを俺たちに伝えた


俺は思わず目を見開いて凛華を見つめるも、凛華と目が合うことはなかった





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