お前だけが欲しくて


俺の中で何かが音をたてて崩れていく




無意識に凛華を俺の家へ連れ込んでいた




俺のベッドで眠っている凛華

不思議と幸福感で満たされた



でも、それよりも、心臓が締め付けられたみたいに苦しかった





暫くして凛華が目を覚ました

帰ると俺に言ってくる



帰すと思っているのか?






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