お前だけが欲しくて
「……昨日のこと覚えてる?最高だっただろ?
また抱いてやっても良いぜ?」
そう言ってくる宮園に思わずビンタして私は部屋から逃げ出した
どうしよどうしよどうしよどうしよ
私はパニックになりながら、気がついたら家のベッドで布団を被って泣いていた
もう絢斗に合わせる顔がない
絢斗に正直に話す?
そうしたら嫌われるかもしれない
絢斗………絢斗、絢斗、助けて!
その日は何も解決策が浮かばないまま、泣きつかれて眠りについた