始まりのラピスラズリ


「それで?
今日は悠久先輩に会えたの?」


妖艶な笑みを浮かべる舞子。

その笑顔は男子が見たら卒倒ものだろう。


初めて食堂で先輩に会ってから、私は毎日お昼に先輩を探していた。

そして、タイミング良く会うことが意外とあり、その時にはさっきのように図々しく話し掛けていた。

それもあり、岩崎先輩も入れた私達4人は全員が顔見知りなのだ。

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