始まりのラピスラズリ


今までの先輩からは考えられない言葉が聞こえて、私は思わず声を上げてしまう。


すると、先輩はそんな私を見て不満そうに口を開いた。


「なに…、その反応」


「い、いえっ!
あ、ありがとう、ございます…」


「……ん」


「……」


「……」


そして訪れた沈黙。


な、なんなの、この空気…!

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