始まりのラピスラズリ
悠久side.*・゚


「パス!」

「ナイシュー!」


色々な声が飛び交う放課後の体育館。
俺はバスケ部の活動中。


「10分休憩!」


キャプテンの篠原の声で、部員が一斉に散らばった。


俺はタオルとボトルを持って壁に寄りかかる。


「ふー……」


一息つけば、今日の出来事が蘇ってきた。

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