始まりのラピスラズリ


『ハル、やることないんだったら一緒にバスケしようぜ!』


『え、いや、今読書をしてて……』


『ハルくん、やろうやろう!
バスケって楽しいんだよー!』


『だから本を……』


『本なんて後で読めるって!
ほら、一緒にやろーぜ!』


そう言って2人に手を引かれて強制的にバスケに参加させられてしまった俺は、それからバスケの魅力にハマっていってしまったのだった。

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