始まりのラピスラズリ
事実を受け止めきれずにいると、黙っていたアオが涙を零し始めた。
『うっ、うぅ〜……、いやだよぉ!
ハルくんとはなれるの、いやぁ〜!!』
言葉にすれば悲しみはさらに増していって。
『俺だって、嫌だよ!』
アオに続いてマコまで泣き始めてしまう。
俺はそんな2人をしばらく見つめていた後に、
やっぱりつられて涙を流した。
そして、3人で泣き腫らした後、マコがゆっくりと口を開いた。
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