始まりのラピスラズリ


「それ、いいですね。
コスプレは置いとくだけで個人に着てもらえばいいし、撮影だけでお金が貰えるなんて楽ですね」


舞子の言葉にハル先輩も頷く。


「スタッフの人数もそんないらないし、コスプレは安くレンタル出来たからな。
時間がかかるのは撮影用の背景作りだけ」


「まぁ、本番はスタッフ何人か客寄せのためにコスプレするんだけどな。
俺もその1人」


「え、勇人先輩、コスプレするんですか?」


「おーよ。今んとこは海賊のコスプレすることになってる」


勇人先輩がコスプレ……。
ってことは、もしかして…。

< 240 / 427 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop